全日本民医連呼吸器疾患研究会 開催にあたって
実行委員長 角銅しおり
第48回全国民医連呼吸器疾患研究会 実行委員長
福岡医療団 千鳥橋病院 角銅 しおり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――この度第48回民医連呼吸器疾患研究会を2024年11月29日(金)30日(土)福岡にて開催することとなりました。2008年以来 16年ぶり、2回目の開催です。
この間、コロナ禍において、昨年までリモート開催でしたが、今回は、以前同様対面で、現地開催することとなりました。48回という歴史の重みと、新たな再出発という気持ちです。大手町病院(北九州)、米の山病院(大牟田)、千鳥橋病院(福岡)の3院所の医師、コメディカルで実行委員会を立ち上げ、準備に取り掛かっているところです。
今回のテーマは「アフターコロナと多職種連携」としました。
コロナ感染症のパンデミックを経験し、通常にできていたことが、できなくなり、人の分断がおこり、医療、介護など様々な分野で混乱がおこりました。一生懸命やっても救急応需ができず、悔しい、やるせない想いも沢山したのではないでしょうか。
コロナ感染症は、2023年春から「5類感染症」になり、世の中の流れはアフターコロナなのでしょうが、医療現場の実感としては、施設や病院でクラスターが発生したり、時に重症なコロナ感染症の患者さんが救急にきたり、ウイズコロナという実感です。
これらの経験を積み、医療機関どうしの連携や私達の強みでもある多職種連携、チーム医療をもう一度見つめなおし、全国の経験を交流し、学び合える研究会にしたいとおもっています。是非沢山の方々の参加を呼びかけます。福岡で会いましょう。
実行委員長 角銅しおり